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思った事をゆるーく適当に書いているブログです。

ワーキングホリデイ準備編(エージェント・資金)

遂に待ちに待ってないワーキングホリデイ準備編です。

ちょっと長いです

 ↓ワーホリ入門編はこちら↓

taramen.hatenablog.com

 

 

・英語力 ・資金 ・エージェント ・持ち物 

 

初めてワーキングホリデイに行く場合、上記の事が心配要素になるのかなと思ったので、できる限り一つ一つ自分なりの説明をしていきたい。

 

 

 

 

・エージェント

 

ワーホリに興味ある方で一度は「エージェント」という言葉を聞いたことはないだろうか?

それもその筈、まずワーホリを視野に入れた時に割りかし初めの方に決めるのが、エージェントを通すか否かである。

 

ワーホリビザの申請、現地学校・ホームステイ先の手配、渡航する前の英語学習、渡航前・渡航後の相談...etc エージェントを通すと様々な特典を受ける事ができる。

 

 

で、そこだけを見ると「エージェントを通した方が楽やし、色々なサポートが付くので通すっきゃない!」と思うかもしれないが、詰まるとこ罠なのです。

自分が実際にエージェントを通した事がなく、メリット・デメリット共々、完全なる自分の想像上で語る事になるので、具体的に詳しくエージェントのイロハを知りたい方は直接問い合わせてみてください。

 

 

 

まず結論から言うと、エージェントは必要ありません。

 

そう考える理由としては①費用、②先の予定 この2つに尽きます。

 

 

自分が成人する前でワーホリに興味があった時、◯ストリゾート(僕にとっては初めてのワーホリなのになぜにラスト?)というエージェントに話を詳しく聞くため訪れた事があります。

現場に着くとパンフレットという言葉では失礼な程によくできた冊子を貰いました。

その冊子には自分が当時行きたいと思っていたオーストラリア以外にもたくさんの国の情報が書かれていました。

パラパラと冊子を捲っていると、各国別に特色やビザ・費用が比較された図を見つけました。

そこではオーストラリア1年目(オーストラリアは2年目も可能)でかかる費用が全て込み込みで約120万円と書いてあった。ちなみに他の国も含め最安値がその料金だった。

 

 

おそらく約100万円前後がエージェントを通す相場なんだろうが、当時の僕にとっては大金過ぎて衝撃を受けたと同時に、資金面で厳しいだろうなと諦めの念も浮かんで来た。

 

ここについては後の資金の項目で再度触れるので少し間を空けたい。

 

 

どのエージェントにも手厚いサービスがあるかとは思うが、人によって過ごし方、生活の仕方が異なるワーホリで決められたプランなどあってないに等しいのだ。

ここが僕がエージェントを必要ないと思う理由だ。

 

 

多くのエージェントでは学校は数ヶ月・ホームステイは数ヶ月とか意外と半年後の予定まで詰まっているように感じる。

 

先の予定が決まっているのは確かに安心するが、裏を返せばある程度の自由とお金を引き換えに予定を組んで貰ってるとも認識できます。

罠はここにあると思います。

 

 

自分は想像力が乏しいので数ヶ月先の自分が、どこで何をしているかが全く想像できないです。

正直に答えて、果たして数ヶ月先、初めて行くような異国の地で生活している自分を日本から想像できるでしょうか?少なくとも僕はできないです。

 

何が言いたいかと言うと、例えば現地で仲良くなった人から仕事を貰えそうなのにまだ学校を卒業できなかったりで結果働けず...  みたいな出来事が間違いなく起こります。

そう、先の事など誰も分からないのです。

 

 

「そうなった時はエージェントの予定をキャンセルしたらいいじゃん!」と思うかもしれない。

それはそれで良い選択だとは思うが、大抵一度支払ったお金は返ってこない。

結果高いお金を払ったのにも関わらず損をしてしまう可能性がある。

 

仮にそうなるならエージェントに払う分のお金を観光するために使ったり、現地でしかできない事を経験するために使う方が有意義な使い方になりませんか?

 

 

確かにお金で安心を買うのは理に適っていますが、例えば現地の学校で勉強についていけるか、ホストファミリー達との相性は合うかなど、上げたらキリがない程の不安要素がエージェントを通したとて残ります。

 

もしかすると現地の宿で仲良くなった人とシェアハウスをするかもしれない、仕事がある街の情報を聞き到着して数日後には遠くの街へバスで揺られているかもしれない。

そういった予想だにしなかった事が次々と起こるのがワーホリなので、先の予定を細かく立てる事も大切だが、すぐに動ける自由な状態である事も同じくらい大切だ。

 

 

勘違いしてほしくないのは、エージェントのサポートが高すぎるからダメだではなく、エージェントがしている作業は方法さえ学べば一般人の僕らでも簡単にできる。

なのでそれを理解した上で「海外に出るのが怖く、でも失敗するのが嫌だ、エージェントが考えた安心できるプランで行きたい!」と思う人は、それはそれはもう契約した方がいい 1秒も悩まずに

 

ワーホリビザの申請から、口座を作ったり、現地の回線を契約したり、自分でできる範囲は自分でして、それ以外の部分で自信をつけたり、経験を濃密なものにするために大切なお金を使って欲しいと思う。

 

 

 

 

・資金

 

エージェントの説明部分で少し触れたので資金についても説明していきたい。

同じワーホリでも人によって目的が様々なので、現地で働いて生活する(大部分のワーホリはこれ)人向けの説明になるので注意してほしい。

 

 

まず出発する前で資金が必要になるのは

・ワーホリビザ申請料金 ・航空券代 ・働くまでの生活費 のみである。

※海外留学保険については少し保留

 

 

オーストラリアを例に考えてみると...

 ・ビザ申請料金:AUS $450(約35,000円)

 ・往復航空券代:約10万円(時期・場所によって変動あり)

 

合計すると約14万円。

極端な話、約14万円で1年過ごす権利を得る事ができる。で後必要になる費用は生活費だ。

 

住む場所に特にこだわりなく、ドミトリーでも問題ない人に関しては2000円/1日前後で宿泊できる宿がオーストラリア都市部には結構ある。

 

で現地に着いて仕事を見つけるまでの日数を長めの2ヶ月で仮定すると

2000円/1日×60日=約12万円

 

住む場所だけでは生活できないので食費を少し多めの2000円/1日としても(自炊するともっと節約できることは明白)

2000円/1日×60日=こちらも約12万円

12万円(宿代)+12万円(食費)=約24万円(生活費)になる。

 

その他、移動費や携帯代、雑費で7万円程追加しても

14万円(ビザ・航空券)+24万円(生活費)+7万円(雑費)=約45万円

すぐ働き口を見つければこれほどの費用は必要ではないし、降り立った街から移動しなければ移動費もこんなにかかりません。

 

 

いかがだろうか?思い描いてる費用の1/2もしくは1/3程の予算で行けるではないか。

そう、実際に現地で働くスタイルのワーホリではそこまでお金がかからない。

(学校に行く人はもちろんこの限りではないのでもっと費用がかかるはず)

 

僕は割と最低水準の生活で問題はないので(その方がローカル感は味わえると思っている人間です)、はっきりとは覚えてないが30万前後(航空券、ビザ代込み)しか持っていかなかった。

 

実際、現地で友達に借りたり、仕事を斡旋してもらったりで僕は非常に運が良かったが、仕事がなく来週の家賃も払えないほど残高がない状態も経験したので、少しばかり多めに持って行きたい気もする。ただ何が言いたいかと言うと、

50万円程で1年ワーホリに行く事ができるという事実をどうしても伝えたかった。

 

 

先ほどの費用に含まれていない保険についてだが、しっかりした保証内容の保険に加入すると1年で10万円〜20万円程の費用がかかる。

僕はクレジットカードの保険で十分だと考え、別の保険には目もくれず現地に足を運んだが、そこは正直に自分に合う内容の保険に加入してた方が良かったなと今も思う。

万が一の事故に備えてと・保険に加入している事で強気に動けたりするので、ここはBetter than nothingである。

 

なのでワーホリに行きたいが貯金が100万円なく断念している人に関しては、もう逃げ道はありません(笑)

 

 

 

自分がそうではなかったので声を大にして言えないが、一旦ワーホリに持てる資金だけを持って行き、もし予定の途中でお金が尽きて数ヶ月で帰ってきても全く問題ないと思う。そこで自分に何が足りなかったかをできるだけ明確にし、次回他の国に行く事があればそこに繋げれるだけの経験は積めるのだ。

 

不安な感情をできるだけ遠ざけるためにお金を積むのも結構だが、百聞は一見にしかずで実際に自分で見・自分で聞・自分で考え行動した方が自身のスキルが上がるし、何より面白い。

 

なので資金面で困ってたり、エージェントを通そうか迷っている最中であれば、ぜひ一度思い描いていた敷居を下げて、自分に何が必要で・何が必要でないかじっくりと考えてみてほしい。