首や喉元を手で触る仕草について
皆さんは会話している相手が首・喉元を触っている仕草を見たことあるでしょうか?
実はこの何気無い動作に心理的な意味が隠されているので読み解いていきましょう。
会話中に相手がしきりに首や喉元に触れると、相手は何らかの不快・脅威・ストレスを感じています。
ではなぜ不快・ストレスを感じると喉・首を触るのか?
首や喉は心臓同様に動物における急所になるので、不快・ストレスを感じ本能的に急所を守ろうと手が伸びるのです。
触れていると急所を守っていることから安心感が湧き、触れることによって心を落ち着かせなだめようとするのです。
例えば相手を脅かした時に「ビックリしたー」と言って心臓に手を当てる動作も同様で、自分を落ち着かせるためのなだめ行動なのです。
男性に限るが、股間をよく触ると落ち着くという男性をたまに見かけます。(笑)
これも急所に触れている事で安心感を感じている似たような仕草になります。
少し面白いのが自分が話している時にこの仕草をされるのと、相手が話しながらこの仕草をしているのとでは意味が少し違ってきます。
例えば会話中、自分がある話題を話した時に相手が首を触ると、その話題に不快感を感じていると解釈することができます。なので優しい方は話題を変えた方がいいでしょう。
相手が首を触りながら話をした場合、その話は嘘の可能性が非常に高いです。
よくあるのが嘘をついていてその核心に触れるような話題になると、「嘘がバレたらどうしよう」という心理状態になるので冷静さを保とうとしきりに首や喉を触るようになります。焦るとこの仕草をしやすいという事になります。
日常的にこの仕草をする人は日常で何らかのストレス・不安を感じているか、日頃から神経質で警戒心が強い人です。
また人と会話している時に相手が首や喉をよく触る事があれば、話の内容関係なしにあなたを苦手と感じている可能性があります。
威圧的・否定的な言葉を使っていないか注意する必要があります。
またこれとは全く別で首が凝っていたり、違和感があり首や喉を頻繁に触る方もいるので必ずしもストレスを感じているとは限りません。切り分けが必要になります。
最後に
いかがだったでしょうか?
普段の何気ない仕草でもこうした意味があるので、頭の片隅に入れておいてください。
書店には「黒すぎる心理学」や「絶対使ってはいけない心理テクニック」という内容の少し取っ付きにくい本が並んでいるせいで、心理学=考えが読まれるので怖いと思われる方も多いのではないでしょうか?
思った事を言えない世の中で、周りを気にしすぎ自分の意見を殺してしまう人は調子はどうかと聞くと「大丈夫」と言いますが大抵大丈夫ではありません。
そうなる前にその人の癖を見つけ、それに適切なアプローチをすれば心優しい方も生きやすい世の中になるのではないかと思っているので僕は心理学が好きです。